After the Fest #4

Papa Grows Funk Reunion @ Tipitina's

今回の滞在中、とても楽しみにしてたライブの1つが、Papa Grows Funkの一夜限りの再結成。
2013年に活動休止したから、5年ぶりになるのか。
といってもメンバーは皆さん各所でご活躍なので、ほとんどの人は個々に観る機会はあったんですけどね。つい数ヶ月前もマルディグラの時期にジョングロさんと山岸さんが来日して、NikkiちゃんやKenKenくんと素晴らしいライブを見せてくれたし。あの時もパパグロの曲を少しやってくれて、「ああ、また観たいなぁ~」なんて思っていたので、まさかニューオリンズの滞在中に一夜限りの再結成ライブが見れるなんて!と、我が身の運の良さに感激です。
会場はTipitina’s。チケットは予約をすっかり忘れていたので、念のため少し早めに行ったらかなりガラガラでちょっと拍子抜け。もっとも途中から激混みだったので、早めに行って良い場所取れて正解でしたが。あとで解ったんですが、ミュージシャンの方も結構観に行ってたみたいです。HISBのガーランドさんらしき人も見かけたんだけど、いかんせんキャラが薄すぎて(ごめんなさい)ご本人だったのかは解らずじまい…他の4人なら一発なんだけどなぁ。

 

良い場所というので思い出したんですが、私の背が低いからなのか、ジャズフェスの時から年齢性別問わずいろんな方が場所を譲ってくださいました。人が移動したりして空間ができると「ここ空いてるからおいで!」と。実は譲っていただくと却って見えなくなることもあるんですが(笑)、この日は2回くらい譲られて、気がついたら終わる頃にはほぼ最前列でした。皆さん、ほんと親切だ…。

 

 

この日のオープニングアクトはJohnny Sketch & the Dirty Notes。彼らのTシャツ着たお客さんも結構いたな。
ジョニースケッチおじさんはライブ初めてだったんですが、写真だとまずはやっぱりあのお髭なので、なんとなくZZ Top的な雰囲気を想像していたところ、いざ出てきたら横にも縦にも「でかっ!」て感じでした。横にもでっぷりしてるんだけど、すごい背も腰も高いというか。
そしてその風貌からもっとオラオラな感じ(ってどんなだ)かと思いきやコーラスが綺麗で、ギター以外にエレクトリックチェロを静かに演奏したりと意外と繊細な一面も。そして演奏中邪魔になったのかおもむろにお髭をゴムで束ねたり外したり、あと空気を読まず(?)Maple Leaf BarのTシャツ着てきたりと、なんだかいちいちツボで萌えました。そして本日のメインアクトのパパグロへの賛辞や、Allen ToussaintのLast Trainのカバーなんかもポイント高い。ちょっとクリスミューレおじさんとキャラがかぶる気がします。


そしてバンドはベースすごいカッコ良かったです。あと紅一点のサックスのお姉ちゃんも素敵だった。
CDは一応何枚か持ってるんですが、あまりきちんと聴いたことがなかったので、ちゃんとチェックしてみようと思います。

 

そして休憩挟んでパパグロ。
この頃には会場もかなり混んできてました。
お祭り気分的なものはもちろんあったけど、久しぶりの感動とか感傷とかあんまりなく、わりと普段どおりのライブな感じでスタート。湿っぽいのも暑苦しいのも苦手なんでありがたいですね。とはいえやっぱりジェリービーンのドラム聴いたらときめくし、山岸さん見ると嬉しくなるし、ジェイソン見ると和む。ニューオリンズの音楽にハマり始めて最初にライブで観たバンドだし(しかもその直後にKatrinaが来た…)、最初に触れたニューオリンズ系音楽も一つはジョングロさんのソロだったし、日本人のメンバーが在籍しているというのも当時はかなりの衝撃&感激で(いや、もちろん今でもすごいと思ってるけど)、自分にとっては何だかんだ思い入れがあるバンド。活動休止していた頃、山岸さんはラジオか何かで「解散じゃない」とおっしゃりつつ再始動の可能性も匂わせていたし、ドキュメンタリー映画もできたりしたのでそんな予感はあったけど、まさかその場に自分が居合わせられると思ってなかったので、とても嬉しかったです(ミーターズとか、全然タイミング合わないんだもんなぁ)。

で、そのドキュメンタリーですが、ジョングロさんがMCで言われるには近々Netflixとかで観れるようになるとのこと。現在は各地の映画祭など巡回しているようです。あんまりシステム解ってないんだけど、日本でネトフリ契約してても観れるのかな…(音楽系のサブスクリプションだと日米でラインナップ違うし、難しいか…)。ところでこのドキュメンタリー、TeaserがYouTubeで公開されてるんだけど、山岸さんのせりふだけ字幕ついてるんですよね。字幕は必要なほど聞き取りにくいと思えないんだけど、それは私が日本人だからなのか(そういえばTootie Montanaさんのドキュメンタリーは、Tootie氏のせりふに字幕ついてた。あれは本当に聞き取れんかったから、やっぱり同じく日本人の英語は日本語話者以外には聞き取りにくいのかな)。

 

しかしパパグロの皆さん、久しぶりとは思えぬグルーブ感とテンションでした。さすがだなー。2月に観たNikkiちゃんのドラムもかっこ良くてセクシーで最高だったけど、やっぱりジェリービーンのドラムにピローさんのベースだと、より「パパグロ感」が増しますね。当たり前か。


そしてジェイソンかわいかった。サックス吹いててもカウベル叩いてても、遠目でも一瞬でわかるあの独特のふにゃふにゃした感じの動きが見ていて和みます。わりとお育ちよさそうな雰囲気のメンバー揃いなパパグロの中でも、ひときわ漂うお坊ちゃま感もいいなぁと。たまたま今回特に見やすい位置にいたこともあって、今回はなんだかジェイソンと、その背後のジェリービーンばっかり観てたように思います。

 

終わったら深夜1時近く。2公演でほぼ4時間立ちっぱなし&爆音でさすがに疲れました。でも本当に楽しかったので、一夜限りなんて言わずにまた是非再結成してください(辞める辞める詐欺大歓迎!)。そして是非ぜひ来日公演も!

 

あとどうでもいいんだけど、ジョングロさんはステージ序盤あたり、しばらくステージを抜け出しました。戻ってくるときにやたらズボンをいじってたので、たぶんトイレに行ったんじゃないかと…ライブ前に済ませとこうよ(笑)。ニューオリンズではライブの最中にトイレに行くためにステージから消える人が結構いる、という話はたまに耳にしてたんですが、今回初めて見ました。都市伝説じゃなかったのか! あ、いや確定したわけじゃないけど。