NCIS: ニューオーリンズ (S1E19)

The Insider / のみ込まれた秘密

フェリックス・アームストロング一等兵曹が空港で突然倒れて死亡する。プライドたちが捜査を開始すると、アームストロングは軍に内緒でチャーター機で来ていたことなどがわかる。一方検視のため解剖室にいるウェイドとダニーとセバスチャンの前にアームストロングの友人と名乗るマーテルが現れ……。(スーパー!ドラマTVサイトより引用) 

 

アームストロング兵曹が亡くなった空港は、はっきり言及はされなかったけど多分Louis Armstrong International Airportだと思います。ニューオリンズの空の玄関口で、その名の通り、Louis Armstrongのこんな像もあります。

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(ただ、ニューオリンズにはもう一つ、Lakefront Airportという小さな空港もあり、そちらの可能性も捨て切れません)

心臓発作による自然死のようだけど、薬物過剰摂取の可能性も捨てきれないのでまずは検視、とロレッタ。S1E16で引き取ったダニーもアシスタント(といってもまだ「雑用係」ですが)として現場に同行してました。

 

オフィスでアームストロング兵曹の経歴を調べるラサール。

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ここで冷蔵庫の上に"HUBIG'S PIES"と書かれたボードがちらっと映りましたが、これはニューオリンズ名産の揚げパイだそう。1922年創業の老舗で2005年のKatrinaもなんとか生き延びたんですが、2012年に工場が焼失、当初はすぐに再建するはずだったのが共同オーナー同士が揉めていていまだ再開できてないようです。2015年に都市計画委員会が、跡地をコンドミニアムに再建する許可を出したそうで、お店としての再開の目処は立っていない様子。食べたことないけど、きっと糖分油分たっぷりで高カロリーだけど美味しい、悪魔のパイなんだろうなー。レシピサイトとか探してると地元民に愛されてるのが感じられるので、是非復活して欲しいですね。

 

一方、モルグでアームストロングの検視が行われようとしていたのですが、空港に彼を迎えに来ていた「友人」を名乗るマーテルが銃を持って現れ、ロレッタ、セバスチャン、ダニーの3人を人質にとって立て籠もってしまいます。目的はアームストロングの遺体を持ち出すことらしい。

ところでモルグのある検視局の場所、今回ついに判明しました。

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フレンチクオーターからは川を渡ったAlgiersにあるようです。Google Mapによるとこの建物は介護付き住宅だそう。

 

ロレッタはマーテルに脅されながらも平静を装いつつキングとテレビ電話で話しますが、ロレッタのとっさの機転(「ララビー症候群」)で状況を察したキング、至急SWATを要請します。この信頼関係とコンビネーション、最高ですね。

セバスチャンは緊張のあまり饒舌になるわ蕁麻疹を出すわで予想通りな感じですが、ダニーはさすが肝が座っており銃を向けられても睨み返します。ロレッタも年の功なのか落ち着いてました。しかしダニーの勇敢ぶりが災いしてしまい、マーテルと取っ組み合った際に銃が暴発(?マーテルが撃っちゃった?)して重傷を負ってしまいます。

 

検視局の向かいのカフェを本部にマーテルと交渉を試みるキングたち。このカフェ、River Road Coffeeという看板があり、確かにルイジアナ産のコーヒーブランドなんですが、マーケットなどで売られているのみで独自の店舗は持っていないそう。撮影にはセットが使われたとのことです。

www.designtheplanet.com

上記サイトの一番下の方にNCIS FEATUREとありますが、そこによると、Design the Planetというマーケティングやデザインをやっている地元の会社がRiver Road Coffeesのブランディングの一環でセットのプロデュースをしたようです。

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確かによく見ると、例えば上の写真

Won't Bow Down

Won't Bow Down

 

 マルディグラ・インディアンであるBig Chief Monk Boudreauxのアルバムジャケットが飾られていたり、写真はうまく撮れなかったものの、ドア入ってすぐのところには地元情報誌Gambitのロゴ入りラックなどが置かれていたりと、いい感じでニューオリンズ色が出ていました。ソファも居心地良さそうだったし、あのカフェ普通に行きたい。

ちなみにカフェにはこの建物が使われたよう。

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 検視局の向かいにある建物です。

 

パットンの捜査で、マーテルが空港からYeltin医師に電話をかけていたことが判り、ラサールとブロディが向かいます。住所は688 St. Maurice Avenue、先週のS1E18でも出てきたHoly Cross地区付近で一応実在するようです。ラサールがキングと話していた時に、すぐ近くのこの教会が映っていたので、実際にロケもこの近辺で行われたもよう。

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(しかし出てきた女性の遺体とかなんだったんでしょうね。Yeltinが出てきた意味があんまりよく解らなかった…。)ラサールたちはそのままマーテルの自宅に向かいますが、住所(3434 Congress St)はよくあるパターンの、通り名は実在、番地は架空でした。Industiral Canalに近いとキングが言ってましたが、S1E13でも同じセリフが出てきたんですよね。住所もこの時のロケ地に近いので、よく解らないけどこのあたりの運河をそう呼ぶのかもしれません。

 

さて、今回はストーリーのほとんどがモルグ内外で展開したのでご当地ネタはこのくらいでおしまい、結論はマーテルはSEALsの弟の死の真相を知るため、友人アームストロング兵曹に依頼して軍の機密情報をダウンロードしてもらい、USBドライブを受け取る予定だった。アームストロングはバレないようにUSBを飲み込んで飛行機に乗ったのだが、もともと心臓が弱かったのか緊張のあまり発作を起こして亡くなったのでした。SEALsの弟は機密作戦で殉職したらしく、キングは彼に勲章を与えてやれと大佐に伝えていました。最後はキングお得意(?)のお上を無視した無謀な行動&パットンの神業コンボで死者が出ることなく事態は鎮静されました。

 

しかし今回はモルグの3名が最高にかっこよかったです。手を怪我したロレッタに代わってダニーの手術やアームストロング兵曹の解剖を行い、「脇役卒業」してヒーローになったセバスチャン(いや、セバスチャン推しな私としてはロレッタじゃないけど最初からヒーローだったよ!)。そして彼もかっこよかったけど、自分だって相当怖かったろうに弱気になるセバスチャンを励まし、最後まで気丈に振る舞い続けたロレッタも最高でした。そして銃を向けられても物怖じせず、重傷を負いながらもCJのことを気にかけるダニーも素敵だった。無事でほんとによかったです。マーテルも、やったことは許されないけど気持ちを思うとやりきれないですね。

あと、ブロディがまさかのロシア語ペラペラ! モスクワへ1セメスター留学しようと思ったけど寒すぎる(から辞めた)と言ってたけど、ミシガンも冬は相当寒いような気がします…。