New Orleans, January 2019 #12

滞在中のあれやこれやはほぼ書き尽くしたけど、拾えなかった話を少し。

 

■ Morning Call

ニューオリンズの名物として有名なベニエとカフェオレ、その中でも一番知られているのはやはりCafe du Mondeでしょう。旅番組では頻繁に取り上げられるし、かつてはダスキンが日本にもチェーン展開してました(残念ながら現在はライセンス解消してます)。日本風にだいぶアレンジされてたけどベニエも食べれたし、チコリ入りカフェオレなんて、イートインのみならず豆まで買えた…。

du Mondeほどの知名度はないけど、Morning Callという老舗のカフェがCity Parkにあるのですな、ここが残念ながら閉店してしまうということで行ってきました(確か私の滞在中に閉店したはず)。

ここの存続を巡っては少し前からローカルニュースで時々取り上げられていました。別にビジネスが傾いていた訳ではなく、契約更新の際にCafe du Mondeと競り合って一時は裁判沙汰にもなりかけた(なった?)んですが、結局du Mondeがより高い金額を提示したため負けたみたいです。

Cafe du Mondeもビジネスだし仕方ないけど、既にニューオリンズの一等地で知名度と客足を享受しているのに、フレンチクオーターからは少し離れたこの場所をあえて奪わなくても…という気持ちは正直否めません。ただ、大企業がローカルビジネスを駆逐するみたいな話は昨今世界各地で起こってますが、du Mondeは一応ローカルビジネスなので複雑な気持ちではあります。

…と、ここまで言っといてアレですが、場所も場所なので私も別にMorning Callそんなに行ってた訳じゃないです(すみません)。ただ、季節が良ければ公園内のテラス席は気持ちいいし、店内で過ごすにしても味のある内装が素敵。テラスでバンド演奏をしている時もあるし、City Parkで歩き疲れた後にのんびり過ごすのに良い場所でした(24時間営業なので、色んな書き込み見てると明け方に夜遊び帰りの人や徹夜明けの試験中の学生さんとかも結構いたらしい。そんな時間帯にベニエは胃が受け付けなそうなので昼間しか行ったことないけど、案外背徳感で美味しいのかな)。

 

お店は閉店間近で混み合ってるかと思いきやそこまででもなく、特段感傷的なな雰囲気もなく、淡々と営業していました。ベニエはdu Monde同様3個出されるので普段は残しちゃうんだけど、今回は結構空腹だったのと食べ納めなのとで全部食べてしまいました。美味しかったけどAngelo Brocatoは当然断念、どころか夕ご飯もほとんど食べれんかった。。

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寒かったのでテラスはさすがに人はまばら


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この飾りが好きでした

 

ちなみに後日du Mondeでもベニエ食べました(一度の滞在で2回も食べたの初めてかも)。「お気持ち補正」はあるかもしれないけどMorning Callの方が中が柔らかくて美味しかったかな…。まあ、du Mondeはいつも混んでて流れ作業でがしがし揚げている感じなので、バラつきもあるかもしれません。

 

なおMorning Callは完全に閉店したわけではなく、Metairieにも1軒あります。車ないと難しそうだから多分行くことないと思うけど。そして、City Parkの後継として別の出店先を探してるという記事どこかで読んだので、ニューオリンズ市内で遠からず復活するかもしれません。

 

銅像とか壁画とかNOCCAとか

Bourbon Stのカフェにあるレジェンドたちの銅像

亡くなったから建立されるという訳ではなく、Allen ToussaintFats Dominoは存命中にできたし、Irma Thomasなんてまだ現役です。

アクセスが良いこともあり、毎回訪れては写真撮影しています。Allen Toussaintの像は5年前(この時はご存命というかまだまだお元気だった…)、昨年に続き3回目。お墓詣りみたいなもんです。

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サンダルも忠実に再現されている。

 

ここは主にトラッドジャズのライブ演奏をしていて簡単な食事もできるので、去年は確かアラン像の見える席から演奏聴きつつガンボを食べた記憶が。

 

そして昨年秋頃だったか、Allen Toussaintの壁画も新しくできたということで、こちらも訪ねてきました。

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こちらはサンダルはなし。基準は常にそこなのか…

 

場所的にはTremeになるのかな? Kermit Ruffinsのお店Mother-in-Law Loungeも近く、フレンチクオーターから歩けなくもないです(30分以上かかるけど。歩けるって言うのか)。私は自転車で行きました。現実に身の危険は全然なかったので気のせいかもしれないけど、あんまり治安が良さそうな感じではなかったので、写真だけ撮ってサッと引き上げました。その点、自転車で正解だったかも。

 

そしてもう一つ是非行きたかったのがUptown (Faubourg Livaudais)のDr. Johnの壁画。

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写真だと伝わりにくいけどすごい迫力でした

 

Bywaterを出発してTreme→Uptownと、壁画を求めてひたすら自転車を飛ばし、ニューオリンズを半ば横断する私。何がしたいんだ。。道を確認しつつだったので1時間以上かかりました。しかし今回、シェアバイクデビューしてめちゃくちゃ楽しかったです。

ちなみこちらは特に危ない感じはなかったけど、住宅地だし他に特に何もないし、暗い時間にはあまり行かない方がいいかも。ていうか暗い時間に壁画見に行く人もいないか…。

 

壁画といえばTravis Hill(日本ツアー中に急逝した若いトランペット奏者)の壁画とか、それを描いたBMikeさんのStudio BEなどなど、まだ行けてない所がたくさんあるので次回以降のお楽しみです。

 

最後に、たまたま通りかかったNOCCA。

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ここは、今をときめくショーティくんというか、Orleans Avenueの皆さんの出身校(音楽・芸術系の専門学校)でもあります。つまりあの最強バンド、元々はいわゆるスクールバンドってことよね。専門学校とはいえ、レベル高すぎやしませんか。

 

5〜6年前かな、ニューオリンズで何かの大会で優勝した高校のブラスバンドが日本に来て演奏したことがあって、その上手さに驚愕したことがありますが、この街の音楽偏差値の高さには本当にハンパじゃないです。もちろん上手い人ばかりじゃないんだろうし、外からニューオリンズに来るミュージシャンもたくさんいるので一概に地元民がレベル高いという訳ではないけど、やっぱり層の厚さとか、そこで突き抜けた人たちの凄さとか、さすがだよなぁと思います。

 

そんなわけで、ダラダラ滞在記を書いているうちに次のニューオリンズ行きが決まりました。やったー!